小さな息づかい、目線の先、 すらりとした、でも寂しさを放すことができない小さめな手は どこへ伸びてゆくのか、繋がる先を求めて、 どうか彷徨い続けないように、 どうか心の平穏を、 穏やかであって欲しいと今でも思う。
壊れそうもない毎日の中で、 たった一つの自分の声、 気を抜くと何かがどうどうと流れ落ちてしまう、 薄ぺらな一枚の皮が全てを守る、 それすら見えなくなってしまう時は、 何かに酷く夢中になるフリをしてただただ自分へと向かう。
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