1024という日



今年もまたこの日がやってきた。
10/24、私の誕生日。

誕生日はいつもいろいろな思いにつぶされそうで、
苦しい思いで迎えることが多い。
10月という月がとても好きでもあり、苦手でもある。
10月に入ると誕生日のことを考えて、いつも心が苦しくなる。
でも、今年の10月は何かが違った。
何か一歩、進んだのだろうか、
私と私の家族の物語は、次章へと進んだのだろうか。
現実的には何も進みはしないし何も変わりはしない。
それどころが全てがおかしい方向に進んでいるような気さえする。
でも、今年の10月は何かが違った。

私の世界は歪んでいていつでもおかしい。
私は歪んだ世界に生きていていつでも歪んでいる。
私の思考は全て正しいが感情が全て歪んでいる。
時に私の思考は歪んだ感情に流される。
いや、歪んだ感情はいつも、
何か「唯一」のものを見ている。

私は感情のままに生きることは難しい。
私は思考を排除することはできない。
私は感情を見えなくすることができない。
私は頭がとても器用に動く。
とてもとても器用に。

全てのことを含んだ「私」が、また一つ歳を重ねた。
きっと何か少しは変わるはずだ。
変わることを望むか望まないかは難しい問題で、
でも私は生きることを選択しているのだ。